恋にうとき身は
2010年 12月 02日
今年最後の月第一日の俳句は
「恋にうとき 身は冬枯る﹅ 許りなり 子規」
であった。嗚呼、しみじみ。加速する冬模様、加速する年末感。なのに身辺とっ散らかって、歩みは牛の如し・・・。済ませねばならないことも、課題も、あれやこれやてんこもりなまま12月を迎えてしまった。嗚呼。今年はやたら「嗚呼」と天を仰ぐことが多かりけり・・・。
今日、年明けに写真展をするギャラリーから日程を一週間ずらしてくれまいかと打診があった。願ったり!だ。もともとの希望通りの日程になった。というわけで、1月12日から17日まで、吉祥寺のギャラリー「想」にて個展開催する運びに。ただいま仕事の合間に鋭意準備に励み中。年賀状代わりにDMを発送の予定。
なにゆえ新年早々個展を開くかといえば・・・。例年1月2月は仕事のほうがどうもお留守になりがちで、そのため新年を迎えて言祝ぎムード満載な最中だというのに気持ちが落ち込む傾向が見られる。その繰り返しに気付いた去年、「ならばだ、その時期に個展をやってたくさん人に逢って気分を盛りたてようではないか」と考えた。幸い撮りためたネタもある。そうだそうだ、新年早々個展しよう、と。で、一年の始めに勢いをつけようではないか、と。こんな理由でいいのかね、個展開催の動機が。まあいいか。好きでやっていることだから。
しばらく旅には行けてないので、今回は文学旅写真展ではなくポートレイトの写真展。落語好きな人たちから「噺家さんの写真展をやって欲しい」と言われるが、これは40歳不惑記念にとっておくつもり。それまでもっとたくさん噺家さんを撮りためて、ぱーっと披露しようと構想中。まずは37歳正月の個展のことに集中だ。