フォトグラファーの武藤奈緒美です。日々感じたことや思ったことを、写真とともにつれづれなるままに。


by naomu-cyo
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腹肉の神秘。

 「そかい」と打って真っ先に「租界」と変換されるうちのPCは、1930年代の上海に精通しているのかもしれない。

 きのう隣人が実家のある岡山に「疎開」して行った。理由は放射線云々ではない。「地震のたびにこのアンティーク・アパートが揺れるのがほんとうに怖いから」だそう。あの大地震が起きたとき彼女はこの築43年のアパートでぶるぶる震えながら揺れを体感していたのだ。頑健な建物の一階で撮影中に地震に遭っていたわたしだってぶるぶる震えたのだ、ここで遭遇したのならトラウマになっても致し方あるまい。
腹肉の神秘。_a0025490_2391647.jpg
 その大地震をやはりここで体感した我が家の猫ぱち。その瞬間どんな様子だったのかは一緒にいなかったからわからないが、その後地震が起きてもそれに対するリアクションは全く見せず、飯をかっ喰らうかこたつでいびきをかいているか概ねどちらかだ。そのぱちの腹まわりの脂肪は触ると気持ち良く、柔らかく分厚い。ああ、そういうことか、と勝手に合点。その腹肉が揺れを吸収して本体(?)に伝わらないってわけね。ゆえに無関心に寝ていられるのね。おお、腹肉の神秘や。

 本日久しぶりに化粧・整髪を施して出かけたというのに、ひどい花粉症とあまりの強風で目もあてられない状況になった。家にあってはニュース映像で消耗し、外にあってはクシャミで消耗する。そろそろ腹筋割れるんじゃないかしら・・・。

(写真は我が家よりよっぽどアンティークな建物)
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by naomu-cyo | 2011-03-17 02:40 | フォトダイアリー | Comments(0)