フォトグラファーの武藤奈緒美です。日々感じたことや思ったことを、写真とともにつれづれなるままに。


by naomu-cyo
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祝・真打ち昇進

 ほぼ毎月独演会に撮影に入っている立川志ら乃さんの来年の真打ち昇進が決まった(志らく師匠の講評では「仮免」ということだったが・・・)。

 2日、決定直後の独演会に行ってきた。

 らく兵  「たらちね」
 志ら乃  「反対俥」
 志ら乃  「悋気の独楽」
  仲入り
 志ら乃  「うどん屋」
祝・真打ち昇進_a0025490_12133970.jpg
 楽屋におめでとうございますと声をかけたら、いろいろ感想など聴かせてくれたが、中でもとりわけ「ぶれない」ことを強調されていたように思う。兄弟子のこしらさんとのW昇進が決まったわけだが、こしらさんのぶれないパワーをひしひしと感じた、というようなことを話されていた。また、真打ち昇進が決定してスポットがあたるこのタイミングにのらないと、今後が険しいというような話も。当然ながら、決まったら万事OKという世界ではないわけで、先は長いのだ(先、っていうのがどこなのかは諸説あるとして)。

 とはいえ、やはり嬉しいことはもちろんなわけで、いつもより長めのマクラで真打ち昇進トライアル当日のことなどを話す姿が「嬉しくてたまらん」な空気に包まれている。取り巻く空気も軽い。高座も軽快で、うっすらかかっていた霧が晴れたように明るい。客席からの笑いもいつもよりひときわ大きかった気がする。なにはともあれ、よかったなあとしみじみ思った。

 こしらさんと志ら乃さん、全く違ったタイプで、今後ふたりがどんな真打ち人生を歩むのか、想像がつかないだけに楽しみというものだ。おめでとうございます!
Commented by AKI at 2011-11-07 11:08 x
志ら乃さんは真面目で頑ななところがあるかもしれませんね。
一本気というか。
こしらさんは芯のところがブレないけれどかなり柔軟なイメージ。
とにかく昇進おめでたい!
Commented by naomu-cyo at 2011-11-10 23:11
AKIさん・・・対照的なふたりの昇進で今後も楽しみ!志ら乃さんはおそらく真面目で、そして自分の中の落語の美学みたいなものがあるのかなと時折思ったりします。
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by naomu-cyo | 2011-11-06 12:13 | 落語 | Comments(2)