睡眠考察。
2013年 04月 06日
こんな時期はとにかく睡眠第一。なんとしても一日6時間はキープしたいところ。夜になると、明日は何時に起きればいいかを確認し、そこから6時間分逆算してその日の終業時間を決める。強迫観念かと思うくらい、「6時間6時間」とお題目のように唱えて作業のスパートをかける。
高校時代も「6時間」をお題目のように唱えていた。最低このくらい寝ておかないと、翌日の部活にさしつかえる。受験勉強の間もそうだった。翌日の効率を考えると6時間睡眠がわたしにはベターで、それ以上寝るとなると、これがなかなか難しい。身体が6時間にすっかり慣れてしまったんだと思われる。
ついこないだのこと、電車に揺られながらふと考えていた。一日8時間眠る人は一日のうち3分の1眠っていることになる。90歳まで生きたとしたら30年分眠っていることになるのかあ・・・と思い至ったら、ものすごくびっくりした。90年分のうち30年分も眠っているなんてなんだかとてももったいない、と思う一方で、30年分眠っているから90年の長きにわたって肉体が維持できているのかもしれない、とも思う。
一日のうちの3分の1や4分の1の時間分、ひいては人生の中の何十年に相当する時間分、目を閉じ意識を落とす。いつか永遠の眠りにつくまでの日々をよりよく生きていくために、睡眠は繰り返される・・・。そんなふうに考えると、眠るのがもったいない、なんて思わなくなる。あまり眠らなくてもへっちゃらだった若さは遠いかなた・・・だからかもしれないけれど。