フリーランスの修学旅行「お伊勢参り」〜二日目編〜
2007年 07月 03日
朝食バイキングを大いに楽しむ。海沿いの街なせいか魚介メニューが多い。野菜不足解消とばかりにあれこれ取りまくり食べまくる。9:00にホテルを出るバスに乗って駅へ。さよなら、蒲郡、また来るよ。
殊更神様だの仏様だのを気にしない生活を送っているけど、DNAレベルで持ち合わせている信仰心はたしかにあると思う。鳥居を見れば頭を垂れたくなるし、祈る前にお賽銭を入れたくなるし。そこに何の神様が祀られているかは二の次で、祈るという行為そのものが信仰心の形なんだろう。
外宮を後にして月夜見宮を詣で、神路通を散策。古い木造建築そのままの趣きのある「糀屋」に入ってみると味噌の薫りが漂ってきた。荷物が重たくなるのはわかっていても、匂いに誘われ買わずにはいられず、合わせ味噌を3つ購入。自宅用とお土産用。ひと休みした公園で少年たちがサッカー野球をしていた。リーダーとおぼしき少年は裸足でボールを蹴っている。子ども声の柔らかい関西弁がなんとも快い。木陰とベンチと子どもと青空の配合が素晴らしく、何度もシャッターを切った。自分にとっては旅という非日常、でもそこに暮らす人にとっては日常の風景。
川沿いでひと休み。心のしわが伸びきった気分。古い木造建築続きで全体的にこげ茶な色味の強い街並みにあって、あちこちに植えてある花が彩りを添えている。できる範囲で丁寧に思いをこめて街を保存しているのが伝わってくる。力みや押しつけがまるで感じられず調和がとれた街だ。夜はその通り沿いにある蔵造りの「虎丸」にて。驚くほど何を食べてもおいしい店で、東京では考えられない値段で活きのいい魚料理を楽しんだ。飲むより食べるが中心の三人で、おいしいおいしい、幸せ幸せを連発。
帰りしなに街の銭湯に寄る。繁盛店らしくにぎやか。ささやかながら露天風呂もあった。ここでもまた、そこに暮らす人の日常に紛れ込んで楽しんだ。自分ひとりで旅行していたら地元の銭湯に行く選択肢は浮かばなかったろう。旅慣れた二人の機転のたまもの。
ホテルに帰りがてら見上げた空には霞がかった満月。霞の陰影のせいか、ハローウィンのお化けかぼちゃのように月が笑っていた。
7月のウェブサイトを更新しました。初夏、自転車に乗って多摩川へ散歩したときの写真たちです。http://www.mu-cyo.com/
それはお伊勢参りをすることです。
たとえ秘宝館が閉館したとしても。
ワシも伊勢うどん食べたくなりました。あの食感はクセになりますな。
全然話が変わりますが、夏場はパソコンのハードディスク突然ぶっ壊れます。外付けハードディスクにバックアップ+DVDメディアにもバックアップ取って万全を期したほうがよろしいぞ。
(以前ハードディスクの復旧に数十万かかりました。)
ううむ・・・いい旅をなさったようですね。写真は穴子の寿司ですか。美味しそう。
Mac、絶好調な感じではあるのですが、またキャリブレーションをとり直さねばならず、設定もいろいろ入れ直さねばならず、そしてアプリケーションのバックアップの仕方がどうやら間違っていたようなので、もう一回そのへんをやっておかねばです。使い易くするまでの手続きがほんと面倒!(心底そう思います)。叩き壊したくなるくらい、ほーんと面倒!!!