帰京、そして「大坂冬の陣」。
2007年 12月 10日
今回の諸国めぐりも去年同様ビール関係のお仕事。短期間に実にあちこち渡り歩いた。今回は移動に時間がかかったため午前中にプチ観光する間はなかったけれど、旨いものはたらふく食べた。金沢で食べた鮨と蟹の旨さが忘れられない。広島で食べたお好み焼きも旨かった。岐阜で食べたイカと大根の煮物の素朴なおいしさを思い出せる。草津で温泉まんじゅうをいくつか買ってポケットにしのばせ、電車を待ちつつ立ち食いしたのがずっと前のような気がする。
ポストカード8種類の色校を見てすっかりご機嫌に。営業ツールとして使う予定でお金をかけてこしらえたけれど、時期的に年賀状として使うことにもなりそう。できあがりを思うとわくわくする。
わくわくするといえば・・・「真田太平記」が残すところあと二巻となった。諸国めぐりの移動中、寝るか読むかしてたらとうとう「大坂冬の陣」にこぎつけた。どきどきしたりはらはらしたり泣けてきたりと、読み手の心を思い切り揺さぶってくる。真田昌幸の無念の死、いよいよ迫った幸村の晴れ舞台、幸村のもとに舞い戻った向井佐平次の信念、草の者たちの情熱、秀吉の遺産・大阪城、いくさ人の魂と執念、時代の趨勢・・・。胸が熱くなる。なんて表現していいかわからないくらいに途轍もなく面白い。池波正太郎様々な心地。たったひと月で文庫本に10000円も使ってた。
ウェブ更新のタイミングも外してしまったので、今月の更新はお休み。年明けの更新に力を注ごう。夏以降の写真をまだ全然焼いてない。あれもこれもと焼きたい写真は山のようにあるから、これも20日過ぎに取り組もう。あるようでない師走の時間。そう、工夫してこしらえないといつまでたっても事は進まないのだよ、武藤君。
ウェブサイトは韓国初上陸の写真たちです。http://www.mu-cyo.com/
年始分を楽しみにしています。
いいなぁ、いろんなところでおいしいもの。
うらやましい生活ですが、やっぱ私にはできないんだろうなぁ・・・。
『真田太平記』、20数年前TVドラマになったときは幸村は草刈正男(この字でよかったかな?)が演じていました。兄の真田信幸に扮した渡瀬恒彦は、今年はNHK朝ドラで落語の師匠ですね。
NHKといえば、大河ドラマで真田幸隆(幸村の祖父)を演じている役者さん(佐々木蔵之介)が演じても似合いそう。