ようこそ、祖師谷へ!
2009年 01月 09日
11月下旬に遊びにきた際に「引っ越し考えているんだ」と不動産屋の張り紙を眺めて見つけた物件をそのまま一緒に内覧して、その後いくつか見たけれど最初に見たその物件がえらく気に入ったそうで、いざ祖師谷へと相成った次第。AM9:00頃到着予定と前の晩にメールをもらい、翌朝その時刻に物件近くをうろうろしていたら横浜ナンバーの車を発見、合流してそのまま引っ越しの手伝いをした。
これからはいろんなものをすぐにお裾分けできるし、自営業同士だから気軽にランチもできるし、デザインのできる彼女に即相談することもできる。スーパーでばったりなんてことだって起こりそう。・・・なんだか面白い。
仕事であちこち移動するのは大好きだけど住まいの移動は好きじゃない自分は、この街に越してきてかれこれ12年になる。駅が高架になったり商店街にウルトラマンアイテムが増えたりコミュニティーバスが開通したりと、12年の間でもくるくる変化してきた。そこへやってきた友人夫婦。飽きのこない街だと常々思ってきたけど、ふたりが来たことでまたさらに飽きない理由が増えたようだ。
早速、引っ越し疲れで気晴らししたいという彼女とともに商店街にある喫茶店で遅いランチをする。ひとしきり食べてしゃべった後、散歩しながらおすすめの店たちをめぐる。絶品のスコーンがあるコーヒーショップ、セレクトがとにかくツボにはまる雑貨屋、進物にぴったりの老舗和菓子屋、レーズンサンドがおいしい洋菓子屋、何を食べても太鼓判の中華食堂、かわいい古着が充実している洋品店、種類がそろっている米屋、等々。雑貨屋のおねえさんから近くにおいしいパン屋があるという情報をもらい、早速行って朝食用のパンをそれぞれ購入。途中米5㎏を買いそれを持ったまま買い物を続ける京子ちゃんと、丈直しに出すパンツを持ったまま案内する自分。すぐに置いて来られる距離なのになんだかうきうきしちゃって忘れていた。
住み慣れた街でも、ひとりで歩くときと誰かと歩くときとでは風景や空気が違って感じられる。さらに誰と歩くかによってもきっと全然違ってくるんだと思う。今日は京子ちゃんと歩いた。野菜はここ、お肉はここ、雑貨はここ・・・なんてな感じで生活中心の目線で歩いた。それはとても気の抜けるひとときで、この街の住みやすさを改めて実感する温かい時間だった。ようこそ、祖師谷へ。新婚のうきうき感をこの街で思う存分味わってちょうだいな。
かっこいい。
気の置けない友達が近所に引っ越してくるのはうれしいし、その上心強いですね。うらやましいです。