「ぼくセザール」
2004年 08月 04日
今日観たのは、「ぼくセザール10歳半1m39cm」という一風変わった邦題を持つフランス映画。フランス映画に出てくる子どもって、どこか大人びていてクール。この作品の主役・セザールも、子ども扱いばかりしてくる父親にちょっとうんざりしている(そういえば、フランス映画に出てくるお母さんって、なんだかとても艶っぽいんだよなあ・・・)。
セザールにサラにモルガン。この3人の子どもだけでロンドンに乗り込む場面のころには、すっかり映画の世界に取り込まれていて、まるで自分も一緒にロンドンを初めて訪れたかのような心境になった。行ってみたいぞ、ロンドン!
それにしても、セザールの1m39cmの目線が新鮮で(と言っても、わたしも大して大きくないんだけど)懐かしい感じがした。そんな目線の時代があった・・・。世界はどんなふうに見えていたっけ・・・、どんな思いをしたんだっけ・・・。うまく思い出せない。
映画館を出たらそこには日比谷の夜のあかりが。・・・やっぱりパリじゃなかった、がっくし。
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