立川志ら乃独演会へ
2009年 05月 23日
開口一番 らく兵 「かぼちゃ屋」
志ら乃 「持参金」
「蜘蛛駕篭」
仲入り 志ら乃 「らくだ」
らく兵さん、聴くたびごとに面白くなる。先日の志らく師匠独演会の開口一番での「洒落小町」もえらいこと面白かった。頻繁に聴いている落語協会にはいないタイプの前座さんだ。期待大。
志ら乃さん、「持参金」が大うけ。撮っているわたしも大うけだった。なんだか「らしい」と感じる高座。「蜘蛛駕篭」は志ら乃さんのほかにもいろんな方で聴いたけど、面白いと感じたのは扇遊師匠と志ら乃さんくらい。「らくだ」は長めの噺だし、場合によっては聴いていてしんどくなることもあるけれど、志ら乃さんのはそんなことなく聴いていられた。
この日の高座は全体を通して軽みがあって抜けがよくてすごくまとまっていたんじゃないかと思う。とにかく面白かった。専門的なことはわからないので何も言えないけど、長さを感じないというのは大事なことだと思う。いい時間を送って余韻が残ったし、演者がのっていると写真のほうものってくる。当然のことながら高座はライブ、ナマモノだ。スポットライトを浴びるというのは華やかであると同時に恐ろしいことだなと、高座撮影をするたびに思う。
久々にウェブサイトを更新しました!今回は松山の桜たちの写真です。http://www.mu-cyo.com/
立川流は軽さを目指しているのかな?