本当の時代
2009年 06月 30日
一息ついて青山のオーガニックカフェへ向かう。ここで着物雑誌の編集ライター・Wさんと打ち合わせ。逢うと落語と着物の話ばかりしちゃう。今週の怒濤の一部がこのお仕事なので、入念に打ち合わせる。
その後ともに「大山きもの」へ。しばらく着物には手を出さないぞと心に誓うものの、その決意がもろくも崩れ去りそうなくらい素敵な帯を発見する。ぐっと我慢。今のうちに我慢を憶えておかないといつか着物で破産してしまう・・・。
ここで撮影でお世話になって以来仲良くしていただいている着付けのK先生と合流し、スタッフのSさんも一緒に4人で近くのお蕎麦屋さんへ一杯ひっかけに行く。ビール、大変おいしい。泡がなめらか。4月に地方行脚取材でお世話になったメーカーのビールで、おかげさまでこの店のはきちんと管理されて提供されているのが見た目でも味でもわかるようになった。おすすめだというカレーうどんを〆に。これが実にうまいのだ。辛みの向こうに乳製品が醸すコクと柔らかさがある。つゆまで全部平らげた。
そんなふうに食事を楽しみつつ、K先生のお話を堪能する。還暦を超えたとは思えない若々しさとファンキーぶりで、初めてお逢いしたときからお慕い申し上げている方。人生楽しくてしようがない感が全身からあふれている。「いいのよ、自分のタイミングで。何も時流に合わせることはないのよ」「いざとなったら仕事はなんだっていい。木の根っこをかじってでも生きて行ける。そう思ったらあれこれ余計なことを考えなくて済むようになった」というようなことを話された。昔から着物をきていたけど着付けの世界に入ったのは10年くらい前のことだという。50を過ぎてから方向転換して今じゃすっかりその道の達人。素敵な大人の見本のような先生。
先生と話していたら疲労を忘れ心の中に気持ちのいい風が吹くようだった。ふと「本当の時代はそれぞれの心の中にあるはず」という言葉を思い出す。2006年3月14日、くるりの岸田くんによる「岸田日記」に書かれた一文。すごく響く言葉だったから書き留めて冷蔵庫に貼ってある。先生のおっしゃっていることとこの一文は核の部分を共有していると感じた。経験から紡ぎ出された言葉はなんて強く胸を打つのだろう。心が迷子になったなら先生の力強い笑顔とこの一文をいつも思い出せばいいのだ。
昨夜、きつつきさんの第30回の勉強会へ行ってきました。
言い間違いもちょこちょこやっちまってたのに
今回は面白かったです。(同行の I 嬢がよく笑ってました)
三三さんはあいかわらずそつなく芸達者でした。
でも、どこかジメジメして爺くさいのもあいかわらずですね。
お仲に「かわら版」のS女史と少し立ち話したのですが
むーちょさんの着姿が「こないだもすごくキレイに着ていて
とても初心者とは思えない着方になっていました」とのこと。
ビギナーだった1年間にたくさん着た甲斐がありますね〜。
これからも、まわりの女子を着物世界にひき込むような
素敵な着物姿で闊歩しまくってくださいね〜!
着付け憶えてとにかく着てみたくてたくさん着てみたことがよかったみたいです。おかげで着物なことを忘れるくらいな感覚で着られてますよー。やはり相変わらず楽しいですし。車の免許もとりたてのうちにたくさん乗っておけば・・・と悔やまれますが、こっちは命がけになるのでなかなかに難しいことです。
見ると欲しくなっちゃうので、最近では着物サイトは見ないように努めてますです。
くるりのお話どこに書けばいいのかわからず、岸田くんの字があったのでここにコメントしちゃいます
名古屋、大阪2日間と行ってまいりましたが、もう涙ちょちょぎれるほど素晴らしかったです!時間よ止まれー!とお祈りしてしまいました!表現力が皆無ですみません…
むーちょさんは残りの武道館と沖縄公演は行かれるのでしょうか?
岸田くんは頭洗うのを忘れてステージに立って、頭皮から昨日食べた一風堂のラーメンのにおいがする…と言っておられましたよ
ステキ
それにしても・・・無頓着な岸田くん。らしいっちゃらしいなと。東京公演でも寝癖だらけだったりTシャツがよれよれだったりしてました。そこがまた音楽一辺倒な感じがしていいのですけどもねー。武道館はアリーナ席なので案外近距離で見られるかもと期待しているところです!
そう、岸田くんってはたして整髪料とか持ってるんかな?って思ってしまいました笑 でも服はおしゃれさんやしベルトとか靴下とか、いっつもめっちゃ可愛いから、自分の中で頓着と無頓着のルールがあるんでしょうかねえ?
武道館ももうすぐですね
私は武道館でのくるりはいまだ未知の世界であります
むーちょさんのレポート読むの楽しみにしてます!