ある日の池袋演芸場中席。
2009年 07月 18日
権太楼 「お菊の皿」
仙三郎社中
文楽 「猫久」
朝呂久 「道灌」
志ん坊 「手紙無筆」
こみち 「都々逸親子」
菊太楼 「家見舞」
ゆめじうたじ
小太郎 「粗忽の釘」
百栄 「引っ越しの夢」
ダーク広和 一見地味だがすごい手品
志ん輔 「七段目」
仲入り
柳朝 「唖の釣り」
白鳥 「ランゴランゴ」
和楽社中
菊之丞 「酢豆腐」
権太楼師匠、小太郎さん、百栄師匠、志ん輔師匠、白鳥師匠、そして丞様・・・を目当てに出かける。途中仕事仲間のWさんと会場で合流する。ロケット団がお休みだったのが残念すぎる。テレビに出ている芸人よりも彼らの漫才のほうが断然面白い。最近ではホームランの漫才もけっこう好き。
白鳥師匠、独演会はまだ行ってみる勇気(?)がないのだけど、古典の噺をかける師匠方に挟まった形で白鳥師匠の新作を聴くのが好きだ。SWAで聴くよりも寄席の流れの中で聴くほうが好き。
柳朝さん初めまして、なんだけど、この噺はいちばん最初に喜多八師匠で聴いており、そのときの面白さがリアルに残っていてどうしても比較してしまう。喜多八師匠で初めて聴いた噺ってみんなそう。後々誰のを聴いても喜多八師匠のが面白い!と思っちゃう。すごい師匠だ。
仲入りのときに丞様が粋な浴衣姿でご自身のCDを売っていらした。ご挨拶したら「頑張って売ってますよ」と笑顔。このCDのジャケット撮影をしたのがわたしなのでなんだか面映い。背景に選んだパープル色が師匠にとてもお似合い。ディレクターのTさんと迷わずこの色に決めたっけ。噺家さんのこうした地道な働きかけには毎度頭が下がる。早速前に座っていたご婦人が購入していた。ありがとうございます。
久しぶりの寄席だったけど、やっぱり楽しい。とにかく流れが楽しいのだ。そしてこの番組はこの夜かぎり、みたいな刹那感やライブ感がたまらない。寄席に毎日通うようなばあさんになりたいものよ・・・。
寄席は楽しい、特に池袋は好きです。