至福の食べ物撮影。
2009年 08月 27日
踏切のそばで通行する人が引くのを待っていたら「武藤さん!」と呼ばれる。振り向くと、近くに住む友人が偶然にも乳母車を押しながら通り過ぎるところだった。逢うかもなあなんて予想していたらものの見事に的中。こういう偶然はなんだか楽しい。撮影終了と同時に「あのーぅ」と声をかけてきた女性はコウさんファンの方で、「サインください!」と料理本を差し出す。こういうシチュエーション、初めて間近で見た。住んでいる街に自分がファンな人がいたらびっくりするだろうなあ。祖師谷をうろついていないかしら岸田くん・・・。
今回の案件は広島ガスのお仕事で、制作サイド4人でお邪魔した。私も含めうち3人がAB型でコウさんもAB型。現場に関わった総勢7名中AB型が4人。そのことを表紙カットの撮影中にコウさんに伝えると「えーっ、そんなに!?」と驚きながらとてもいい笑顔がこぼれた。すかさず撮って一発OK。たしかにこのAB型濃度はびっくりだしなんだか面白い。日本の人口の10%未満なはずなのに。
途中休憩が入って、撮影が済んだお料理をたらふくご馳走になった。どれもこれも感激な旨さで、料理撮影の至福の時を堪能し尽くす。もっと食べていたかった。数日分の栄養を撮影中に摂った感じ。ちゃんとご飯作らなきゃと胆に銘じる。
大量に撮った写真のセレクトがこれまた楽しかった。事務所でMacに向かいながらひとりきゃあきゃあ言い言いセレクトした。これはカメラマンの醍醐味のひとつなのだ。