青春アウトロ 6 in 下北沢SHELTER
2009年 10月 08日
事務所に行って納品データを二件分こしらえ下北沢のライブハウス「SHELTER」へ向かう。大好きなバンドthe PinkTale Characins (通称ピンカラ)が出る「青春アウトロ 6」(The Vector pluss 主催)を観てきた。ピンカラの出番が始まる前に到着、すでに会場は人だかり。新婚ほやほやの高山夫婦に遭遇。そうそう、この高山氏がきっかけでピンカラと出逢ったのだ。かれこれ8年くらい前になるのか。高山氏とは学生の頃から面識があるからもっと古い。こういうときにたまに逢うくらいなんだけど、不思議と切れない縁だ。それはピンカラが続くかぎり、高山氏が脚本を書き続けるかぎり、あたしが写真を撮り続けるかぎり、続く縁だと思う。そういうバランスで出逢いつながってきたから。
次のバンドもこれまた良くて、ギターとドラムのツーピースっていうスタイルは初めて観たんだけど、とにかくボーカルの歌唱力と説得力が素晴らしく、味のあるバンドだった。Coccoを思い出した。目の前の風景や感情を歌いながらも、その背景にもっとたくさんのことを内包しているのが感じられた。狭い地下のライブハウスの中に一瞬世界の広がりを見たようなそんな心地になる。
トリは主催のThe Vector pluss 。ギターボーカルの省吾君とはピンカラのライブを見に行った折に何度か話したことがあったけどライブは初めて。しゃべっているときと180度キャラが違ってのっけから驚く。音楽やるために鹿児島から出てきたという九州男児のパワーはものすごくて、熱いけど暑苦しくはなく、褌締めてライブやって欲しくなるような男くささがあって、ピンカラがツンドラ気候的ロックだとしたら、The Vector pluss は亜熱帯気候的ロックだわあと思った。なんていうか、理性とか自意識とか自分の感情を縛るものを全て解き放った、吹っ飛んだ瞬間とでもいうのか、そういう瞬間に立ち会えた気がした。飾り立てないむき出しの情熱を受け止めた。アンコール前の一曲がとても沁みた。
打ち上げに誘われたけど、立ちっぱなしで腰がえらく痛くなったのと、めちゃめちゃおなかが空いていたのと、やはり身体を動かしていない日はビールがうまくないのとで、あっさり帰宅。やっぱロックっすよ、ライブがいいっす!やはり生身の人間が目の前で格闘している姿は何よりも心を打つのだ。
来なかった間のむーちょさんとこ読むの
1時間では無理だおー(笑)
ライブ、いいっすよね。
またきます!
し、シビれる~