ラストスパートは仕事運に軍配か。
2009年 10月 27日
以前お世話になった某広告代理店のデザイナー女子からメールをいただく。クライアントへ提案するにあたって作品を借りたい、という内容。もちろん即OK。その後提案が通ったそうで、わたしの作品でカレンダーを構成することに決まった。ウェブ内のギャラリーとブログ内の写真から候補を挙げ、アパレルメーカーとのやり取りを知らせていただくかたわら、写真を焼き直したり、データの海の中から指定された写真を探し出したりを土日に行う。ほかの仕事の納期も迫っていたから複数案件が同時進行。時間が足りないと思ったのは久しぶりだ。そして昨夜22:30、なんとか無事に12ヶ月分の作品を渡し終えた。内訳はデジタル作品7点、カラープリント作品4点、ポジ作品1点。8年くらい前の作品から近作まで。自分がいいなーって思って切り撮った瞬間を他人もいいなと感じていただいたうえに仕事につながるだなんて幸せだ。
仕事で遠出した際に「空きれいー」とか思ってなんの気なしに撮った写真、近所をぶらついて撮った写真、撮影で使った花をそのままもらって帰って部屋で撮った写真、とにかくいろんなシーンでの写真たち。選ばれたものたちは不思議と撮ったときのことをよく憶えている写真ばかりだった。最近多忙を言い訳に作品撮りを怠りがちだから、ここはカレンダー採用に思いっきり気を良くして、再びもりもり撮っていくとしよう。そう、これがわたしの存在証明なのだからして。今年後半戦、好調なのは仕事運、恋愛運はさっぱりだ。でもそれでいいのだ。今は写真の神様との蜜月なのだろう。これからもずっと仲良くしようぜ。