大人もワークショップ。
2010年 05月 24日
雨脚が強いうえに開始時間が遅いせいか子どもの参加者はいつもより少なく、「大人のワークショップ」な趣きに。わたしもちょっとだけ試みてみたけれど、あまりの絵心のなさに我ながら驚き呆れ、途中で挫折・・・。
今回は美大生も参加。「美大」という響きにいまだに憧れを憶える。自分は普通大学からいきなり写真の世界に飛び込んだものだから、芸術畑出身者に対しコンプレックスがあった。でも大学で専攻した国文学が自分の写真にはいい影響を与えているので、今じゃコンプレックスを手なずけられるようになったが。
色とりどりの画材や紙に囲まれて大人たちがああでもないこうでもないと手先を動かす姿はなかなかに面白い。子ども以上に作品にその人自身が色濃く反映されるように思えた。現役美大生女子はさすが思いもよらない発想を展開してくれる。ここでのワークショップ、子どもの独断場にしておくのはもったいないから、大人もどしどし参加して欲しい。
外が暗くなってから、先週撮影した影絵映像が「するところ」の窓に映された。それを雨の中傘をさしてみんなで見上げる。窓がそれこそ幻想的な色彩と影絵で満たされた。それはとってもきれいで楽しい映像だった。
「するところ」のブログはこちら→http://www.surutokoro.net/