表紙撮りおろしの「言語学入門」
2010年 07月 01日
色校チェックの際に修正をお願いした箇所はすっかり直って刷り上がった。三冊いただいたので、自分用と手タレをしていただいたOさんへ、実家にも送ろう。
撮影前にデザイナー氏と打ち合わせをした時点でビジュアルイメージはすでにほぼ決まっていた。ようよう見つけたという手のひらにちょこんとのるサイズの林檎が傷み始めないうちに、というわけで撮影まであまり時間がなかったので、なんで林檎なのだろうと追究する余裕もなかったのだが、今頃になってなんでだろうと考えてみた。
で、思い至った結論。この林檎は「知恵の実」、つまり「知識」のモチーフなのだ。「言語学」という「知識」がこの本にはたくさん詰まってまっせ、さあ召し上がれ、という。半ば強引な落とし込みだけど。「なんで林檎?」と訊かれたらもっともな顔してそう答えることにしましょう。意味はどうあれ、本好きには嬉しいお仕事だった。
林檎はなるほど、知恵の実、ですね。ふむふむ。
相方のy-chanは(技術畑なのに)なぜか子供のときからの言語好きで、この本のことを話したら「いいねえ〜」と言って、なにやら期待しているようです(?)。
たぶん、手元に来たら読破するのは彼の方だと思いますが
楽しみにしています。よろしくど〜ぞ〜!