もうじき祭りが終わるのだ。
2011年 01月 31日
おととい、ベースのボブの車に便乗してギターのROCKYと3人で帰った。道中、コミュニケーションの話になった。「コミュニケーションって相手に興味を抱くことから始まるんだよね」なんて話をたくさんした。コミュニケーション能力を磨くには、なんて指南本も出ているけど、相手に対して興味や愛がないと成り立たないものなんじゃないかって常々思っている。音楽の話が膨らんでこういう話に至ることは今までもあった。感覚的な部分の話を一生懸命言葉を選んでやりとりするこうした時間がとても好きだ。
日曜日はフードコーディネーターのHikaruさんがお手製のスコーンを持ってファミリーでいらしてくれた。彼女も今回の展示のモデルさんのひとりだから、見てもらえてすごく嬉しかった。逢うたび癒してくれる人だ。彼女からも強烈に母性を感じる。
先日大橋トリオのライブチケットを譲ったMさんもいらしてくれた。逢うのは初めてだけど、偶然にも同郷だったりあだ名が似ていたりと共通項がいくつかあったことで、たちまち打ち解けた。今まで好きだったミュージシャンの話とか、こないだのライブがいかに素晴らしかったか、などを短い時間の中でわーって話して楽しかった。「好き」が一緒ってなんだか強い。
「するところ」でいつも楽しい写真を撮らせてくれるN君もご両親と一緒に来てくれた。同じタイミングで友人母子やHikaruさんファミリーも来ていたから、温かい空気が流れていてとてもなごんだ。北海道から帰省中のブログ読者さんも来てくれたうえに、その方の奥方がわたしの大好きなイラストレイターのひとり・大久保ナオ登さんと交流があったり、同じタイミングで大久保さんから教えてもらったという男性が展示を見にきてくれたりして、なんだか縁がじゅんじゅんと繋がっていくのを感じた。夕方には花組芝居の演出・大野氏と制作の藤岡さんが来てくれた。この個展が終わったら本番間近の大野氏演出「六人のへそ曲がり」の稽古場へ行く予定。
帰宅してひと息ついていたら京子ちゃんからメールがきた。なんかいろいろと感謝されてしまった。わたしこそ、彼女にはたくさん感謝なのだ。わたしは京子ちゃんが大好きだから、ほかの大好きな人たちもきっと京子ちゃんのことを大好きになるだろうって思って、ついついあっちこっち誘ってしまう。そうなのだ、「好き」ってやっぱり最強なのだ。写真だってカメラマンという仕事だって、「好き」だからずっと続けてこられた。対写真にかぎらず、「好き」だからこそ力が湧くし大事に思えるし知りたいと思うし知って欲しいと思う。「好き」という想いは原動力なんだ。そういうことを、メールのやりとりをしながら思った。