武藤奈緒美写真展「ハハニナル」、無事に終了しました。
2011年 02月 02日
楽しかったなあ・・・これが終わった直後である現在の感想。多分後片付けやお礼状の発送が終わってひと息ついたときに、もっといろいろな感情が出てくるのだろうと思っている。これからの課題なんかも。
きのう最初に来てくれたのはお世話になっている編集女子で、入稿前で忙しいってのに「妊婦さんの写真を見ていいオーラを受けたかったから」と朝早くから来てくれた。見終わってひと言、「武藤さん、わたしも妊娠したくなりました」って笑顔で。見た人の心が何かしら動いたのならわたしはそれで万々歳だ。
最後に会場に来てくれたのは、以前とても仲良くしていたカメラマンと、スタジオ同期の友人カメラマン。意外なお客にびっくりした。全然逢ってなかったのに、ぎりぎり間に合うかと思って来てくれたんだという。で、外が薄暗くなりかけた頃だったから三人でハイネケンを飲みながらあれこれおしゃべりした。わたしはかつて彼らに言いたい放題ぶちまけたことがあり、あんまりいい心持ちを与えなかったはずなのに、こうして顔を出してくれたことでなんていうか赦してもらえたのかなって思った。でも意地っ張りだから素直にそう言えないんだけど。嬉しかった、すごく。
二人が帰ってから黙々と撤収をした。搬入はにぎやかに撤収は静々と。静かに迎えるフィナーレっていいなあって思った。いろんな人の顔が浮かぶ。今回は懐かしい顔もたくさんあったし、初めましてな顔もたくさんあった。ふだんはふざけ合っているのに何かっていうといつも強く助けてくれる友人たちの顔がいくつも浮かぶ。またもやたくさん支えてもらった。自分が強く気持ちをもっていられるのも、彼彼女らのおかげなのだなあって。見にきてくれた人たちはもちろん、今までずっと支えてきてくれた人たちにも万感の想いを込めて「ありがとう」って伝えたい。
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2週間の個展を通して、たくさんのいただきものをしたなあって思ってます。恩返しはこれからの仕事や作品の中でしていけるよう、今後も気持ちを入れてシャッターを切っていく所存です。今回もありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い致します(クライアントのみなさま、スケジュール空けておきます、笑)。そして吉祥寺のギャラリーre:tailのみなさま、京島の爬虫類館分館のみなさま、素敵なスペースをお貸しいただき、ほんとうにありがとうございました。場所の空気にとても助けられ、豊かな時間を過ごすことができました。
気が抜けて体調崩さないでね~
HPでずっと、「ハハニナル」の毎日を
見させていただきました。
そのすべてが、わたしにとって
「武藤奈緒美(と仲間たち)」の展示でした。
いい映画を観たみたいな気持ちになりました。
本当にありがとうございました。
お疲れのでませんように。
気分を変えたくなったら子ニャンコと遊んでやって下さい。
「ハハニナル」私も女だったんだと思い出させる瞬間でした。優しさと強さ。大いに発揮してがんばらないと。