今日も女の子だらけ
2004年 11月 27日
女子格闘技「G-SHOOTO JAPAN」の旗揚げ公演がZepp Tokyoで行われた。試合以外の撮影も諸々あったので、リングの設営が終わりリハーサルが始まる頃に会場入り。ここも初めてなら格闘技を生で観るのも初めてのこと。リング際で撮影できるなんて、そうそうない機会!できうるかぎりのイメージトレーニングを試みるけど、きっと本物の試合はわたしの想像を軽々と超えてゆくだろうな・・・。
試合開始前に「花鳥風月」という女の子ばかりの太鼓団体のパフォーマンス。ドコドコと腹の底に響く太鼓の音が緊張を誘発する。選手はどんな思いでこの音を聴くのだろう。闘志がわき上がってきているだろうか。
試合開始。5分×2ラウンド勝負を8試合。身長も高くないし細めな選手も多いのだが、繰り出されるキックやパンチはものすごい音がする。そしてそれを受けてもびくともしない。至近距離でカメラ越しに観ていたのだが、ものすごい迫力に鳥肌が立った。大技が決まれば会場中から「おおぉーっ」と歓声。わたしもシャッター切りながら呟くように「おおっ!」と何度も声に出した。
かつて器械体操をやっていたけれど、同じ個人競技でも体操はひとりでやるものなので、格闘技のように相手と接触することはない。だから試合を観ていて彼女ら選手たちの勝負に対するモチベーション〜相手にどういう気持ちを抱いて向かってゆくのか、どういう心の持ち様で相手にキックやパンチを繰り出せるのか〜というのはどういうものなのか、とても興味を感じた。いつか尋ねてみたい。
控え室でついさっきまで笑ったり話したりしてた女の子たちが、リングではキリキリした表情で果敢に動き回る。相手から一本を奪うために、一挙手一投足も見逃しはしないとばかりに身体全部を鋼のようにして闘ってる。彼女たちの勝つ理由はどうあれ、なんだかかっこよかった。大地に足を踏ん張って力強く存在してる感じだった。
思い返せば食事もすっかり忘れ没頭した数時間。そのまま事務所で夜通しデータのバックアップ等を作っていたのだけれど、一枚一枚見直すと試合のときの興奮がよみがえってくる。初めて格闘技の面白さを体感した。「おもしろい」がまた増えてしまった・・・!
G-SHOOTO JAPANのホームページはこちら→http://www.g-shooto.com/
http://www.mu-cyo.com/
格闘技系の強い女性は会った事無いけど
たぶん、ちょっとびびっちゃうだろうな~
きっと、リングの外では普通なのでしょうけど・・・
前にTBSでなんか女性の格闘イベント放送してたんですけど、結構組手が早くてなかなか見ごたえありました。空手と柔道のぶつかり合い(異種格闘戦のイベントらしかった)だったんですが、想像してたのより良かったです。