momentのイベント
2004年 12月 24日
オープニングアクトは桂歌蔵さん率いる「カンカンノウ」の「寿限無」。なんと!ロックな楽曲に落語の「寿限無」をのせて歌う、というもの。「ジュゲムジュゲムジュゲム・・・」と連呼する歌蔵さんの姿にカメラをのぞきつつ大笑いしてしまった。かなりな迫力。歌蔵さんは来年真打ちに昇進が決まっているそうだ。
このイベントは国際NGO・OXFAMの映像を本邦初公開しその存在を広く知ってもらおうという意味合いもあり、この日のグッズ等の売り上げは寄付されるようだ。そこで「SCHWARZ×yorke.」のコラボTシャツも登場。かっこよく、パンチのある出来映え。クリスマス間近ということもあってか、赤を着用してライブペイント。
大きく描かれている絵が最終的にどういう絵になるのか。これはおそらく本人もわからないのではないだろうか。ゴールは決めずに走り始め、時折休憩を挟みつつひたすら描き重ねていってそうして出来上がりの瞬間が訪れる。描きながらの心の動き、描き終わったときの心持ち、見えている景色・・・それらはいったいどんなふうなのだろう。・・・自分ならどうかな。撮影したものが形になったとき、やはりとても嬉しいものだ。と同時に「ああしておけばよかった、こうしてよけばよかった」と反省もするのだが。yorke.はどうなんだろう。
ステージで行われていた3組のアーティストによるライブもかなり盛り上がった。その中で、先日松尾氏の依頼で撮ったスチール写真が背景のスクリーンに大写しになったりもして、自分の写真をしみじみとした気持ちで眺める・・・。
イベントがはねて打ち上げが始まる。参加アーティストたちののすがすがしい表情が眩しい・・・。前半飛ばしすぎて後半ばて気味になりへろへろしている自分。一方、ステージを終え燃焼しきっているはずなのにキラキラしている彼ら。・・・単に若さの問題?・・・いやいや。ステージに立つってきっとすごく緊張を伴うのだろうけど・・・その分ものすごい気持ちのいい場所に違いない・・・。だからあのキラキラなんだよ、おそらくね。http://www.mu-cyo.com/