「花の慶次」で予習
2013年 09月 04日
撮影の数日前からむしょうに読み返したくなって、漫画棚から「花の慶次」を引っぱり出して、食事中や寝る前に読み耽る。なんで「花の慶次」だったんだろうと思いめぐらせる・・・そうか、この作品には千利休が頻繁に登場するし、戦国大名たちがお茶を点てている場面も多々ある。お茶会撮影からの連想でこの漫画を読み返したくなったんだな、どうやら。茶道にとんと疎いわたしが撮影に臨むにあたってのせめてもの準備といえようか・・・(いや、準備とはいえまい)。
砕けた茶会になら参加したことが何度かある。そのうちの一度は亭主が男性の席だった。実におおらかで悠然とした動きで、茶道のことがてんでわからなくても、男点前のほうが好みだなあと感じたのを憶えている。
庭で猫がご飯を食べていた。ここは骨董を扱うギャラリー、となるとこの猫のご飯皿もしかして名のある骨董だったりして・・・なんて、落語「猫の皿」を思い出しつつ。