久しぶりに映画満喫!
2005年 05月 02日
「真夜中の・・・」は、「リアル」を求めてお伊勢参りにでかける男ふたりの愛情物語。抱腹絶倒なシーン満載でただただおかしかった。映画であると同時に芝居的な要素も感じた。弥次さん役の長瀬氏と喜多さん役の七之助氏が熱い演技を交わしているその後方で、バーテン役のARATAが地味にグラスを磨いているシーンがあるのだが、こういう構造はとても芝居的な気がする。見所は、松尾スズキ氏の「ひげ花魁」、古田新太氏の「清水次郎長」、阿部サダオ氏の「遊び人の金さん」、麻生久美子嬢の全身キノコまみれ姿。「ひげ花魁」はとにかくツボにはまって笑いが止まらなかった。夢に見そう・・・。
お茶の後、「インファナルアフェア」へ。一作目を観たとき、そのあまりの出来のすばらしさに大感激した。そしてこの最終章。またもや大感激。ラストに驚愕の事実が待っているとも知らずに、アンディ・ラウ演じる刑事の目線でドキドキしながら観ていた。まさか、レオン・ライ演じるヨンがあんなに大きな意味を持っていたなんて!
とても緻密に破綻なく構成された脚本、抑制がきいて味わい深く切なくもの哀しい二人の演技。特にトニー・レオンの醸し出す雰囲気は筆舌に尽くし難い。独特の色気と潔さがあった。レスリー・チャン亡き今、当代きっての名優と呼べるだろう。
映画の中で印象に残った台詞が「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」。この作品の根底にある言葉なような気がした。
HP更新しました!京都で撮った(京都じゃなくても撮れるような)写真たち。http://www.mu-cyo.com/
こっちは、演劇関係の仕事→芝居→映画を満喫してました。ちょうど昨日のレイトショーで弥次喜多見たんだけど、いやーこれってモロ、芝居だよね。笑いの取り方も、客席の雰囲気も芝居っぽかった。これまでになかったようなメディアミックスな感じ。すごいです。古田新太の清水次郎長には飲み物吹き出しちゃいました(笑)。
先日庵野版キューティーハニーのDVDを見てたんだけど、こっちも演劇関係者が山盛り出演しててびっくりしました。しかもすっごい面白かったし。演劇の人たちがどんどんメジャーに出て行くのはやっぱうれしいもんです。
「真夜中の・・・」は、先日、テレビで特番をやってたのを見ましたが、とても面白そうな映画ですね。古田新太氏の「清水次郎長」がちょこっと出ていて笑ってしまいました。ぜひ見たい映画のひとつですね。
私はウディ・アレンの「さよなら、さよならハリウッド」を見てきましたが、これも笑える映画で、とても良かったですよ。GWにはぜひオススメです!
弥次さん喜多さん、友人が観て面白かった!と絶賛していました。
先日TVの歌番組での七くんのはじけっぷりを観てますます面白そうだな、と。
インファイナル~は、ぜんぜん見逃しているので、いずれまとめて観なくては。
トニー・レオンはもちろん好きですが、
我が家ではレオン・ライのことを何故か「王子」と呼んでおります^^
阿部サダオ氏の演技、いつも「これってアドリブなのかな」って思っちゃうところが満載。豪華キャストに拍手なんでした・・・。
わたしは2を観てないので、最初からもう一度おさらいしようかと思ってます。3は是非劇場で!!!