やっぱりはまった「NANA」
2005年 10月 19日
パソコンに向かって画像のバッチ処理やプリントアウトしている間手持ち無沙汰になって事務所近くの本屋へ・・・。13巻一気買い。映画を観たときからいつかこういう日が来るのは薄々わかっていた。自宅キッチンの戸棚は既にマンガ飽和状態寸前で、「西原理恵子棚」の横にややスペースがあったのをあてこんでの購入。これからいったい何巻出るのか不明なのだが・・・。
そしてこれも予想済みだったことだが、見事はまった。購入したその夜更けには読み終わり、今にいたるまでで都合3,4回ほど読み返している。家にいる時間全て「NANA」と向き合っているようなもので、ご飯を食べながら歯を磨きながら換気扇下で煙草を吸いながらコーヒーを入れながらも目が離せない。ゆえに新聞はたまる一方、世間のニュースには疎くなる一方。
30を越してしまった自分が20代前半の彼彼女らの物語に胸を熱くし、時には涙をこぼし、「夢」とか「希望」とか「恋」とか「友情」とかの言葉に過剰に反応してしまう。そんな自分を発見したのはちょっと新鮮なことだった。そして同時に嬉しくもあった。すかして読んでしまう自分でなくてよかったよかった、と。
この作品、「友情」というものをものすごく真摯に取り上げ深く掘り下げて追究している。「友情」が持つ甘さも厳しさも複雑さも全て描かれているようで、ものすごく考えさせられた。
ハチがナナに「ナナは彼氏なんかよりずっと大事だよ」と言うシーンがあるのだけど、そういう気持ち、なんかわかる。「ナナが男だったら絶対好きになっちゃう」に対して「あたしが男だったらあんたみたいな女はいやだね」というようなシーンでは、ずっと前に彼氏に振られた友人に同じようなことを言われ、同じようなことを言い返したことさえあったので、ナナとハチのやり取りに思わず笑ってしまった。ほんとにいろんな想いが詰まってる。
読んでて胸がつまったり嬉しくなったりはらはらしたり心がきりきりと痛くなったり・・・。こんなに一喜一憂させられるのは久しぶりのことだ。続きが気になってたまらなくてまた最初から読み直す。14巻が出るまでいったい何度読み返しちゃうんだろう〜。
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我が家は「のだめカンタービレ」を大人買いしましたよ(笑)。続きが気になってどうしようもありません!!
「のだめカンタービレ」、噂はきいてます。どんな漫画なんですか〜?
あー13巻まだ読んでないや・・私のオススメはダントツ森 雅之の本です。
新しい本ではないけど「追伸」とか、ぬお~せつないんじゃ!て感じです。
少女漫画では「砂時計」とかはちクロとか。
その後は人に借りて読んでしまったらしく半端な知識となっております。
ハマるマンガに出会ってしまうこと大人になったってあるのだ。
そんな私はレンタルで『20世紀少年』にハマりました。