「キモノ里親探し」等で親しくしている竹ノ輪さんから、こんな撮影イベントはいかがですか?とお誘いいただき、カメラマンとして参加することになった。
元・写真館である田端の「澤田屋」さんにて、大安の成人式1月9日に記念写真をいかがでしょう、という提案。友人知人仕事仲間からちょくちょく家族イベントでの記念写真を頼まれるうちに、家族そろって改まって撮るのっていい風習だなあと思うことがたびたびあったので、即やりますと表明。ここぞとばかりにおめかししてもいいし、いつものスタイルのままでもいいし、それは撮られる人の自由。もちろん、家族じゃなくても、たとえば友人同士、彼氏彼女、愛犬愛猫とでも、ひとりだってもちろんいい。2017年1月9日の一瞬を記録・記憶するイベント。かしこまってもいいし、大笑いしてもいいし、何かポーズ決めちゃってもいいし、それも撮られる人の自由。写真は苦手・・・という人も、不肖武藤が全力を挙げていい表情を引き出せるよう言葉を奮います・・・なんちゃって。
写真を撮るのは大好きだけど、自分の写真を撮られるのが苦手なわたしも、ちゃんとした写真を撮っておかなきゃなあとは思っていて。お葬式に出席したときに、遺影の写真が集合写真を無理くり拡大した、とか、一体いつの写真よ、的写真に出くわすと、なんだかさみしい気持ちになってしまう。写真を撮るということが簡便な時代になったからこそ、あえて大仰に撮られてみるというのも面白いんじゃなかろうか。
問い合わせや申し込みは武藤のほうでも承ります。 タイトルに「ハレ着で初撮り」と明記して、 naomu-cyo(アットマーク)nyc.odn.ne.jp (アットマークを@に直して)宛にメールして下さい。代表者のお名前、連絡先、希望時間帯、人数の表記をお願い致します。
晴れるといいな、成人式。
23年前のわたしの成人式は、レンタルの緑の振袖を着て、肩にかからないくらいの髪に緩いウェーブをかけて、メイクはなぜか白いお粉をたくさんはたかれて、唇は真っ赤、眉はりりしく引かれ、人生MAXデブの時期。いやもう、可憐とかそういうのとは対極にある、振り返りたくない姿なのであった。まさか20年以上たった今、きものに夢中で粗食を以てしてもきものを買う!ような状況になっているとは・・・。人生わからないもんである。