鳥取再訪〜その2〜
2006年 05月 08日
今回は常設展のほかに「小さい伝記」展が開催されていた。大量の作品が展示されているけどちっとも飽きない。どの写真もフレームの中が整頓されている印象。写っている要素がありすぎず、かと言って少なすぎず。構図・構成も面白い。作為的すぎず、かと言って偶然に頼りすぎてもいず。観ていて気持ちがよくノスタルジーを刺激されるものばかり。カラー写真が二枚だけ展示されていたけど、あれは蛇足かなという気もした。
その後境港へ。水木ロードでねずみ男・猫娘・砂かけばばあに出逢う。ねずみ男の足元から赤いコンバースのつま先がちらりと見えた。暑い中お疲れさまなことで・・・。前回遭遇した黒猫は今回もまた店先で昼寝中。
境港を後にして大根島の廃船近くに立ち寄り一路松江へ。ここで堀川めぐりの舟に乗る。船頭さんの朗々とした話ぶりに耳を傾け、そよぐ風を受けてたらすっかりいい気持ちになりうたたねすること数度・・・。
この日のしめはパイロットファームで観た満天の星空と「赤松の池」。みんなが流れ星に遭遇する中自分はみつけることができず。わたしの願いごとは当分叶わないのか・・・。赤松の池は星空を反射してか水面が鈍く光っていた。あまりにも鬱蒼としていて、とても降りる気になれず。恋に破れて身投げした女性の伝説が残る池なんだとか。
昼よし夜よしの印象的な一日。これを綴りつつあの星空に浮かんでた橙色に光る三日月をリアルに思い出せる。
ウェブサイトを更新しました!4月半ばに訪れた上田で撮った写真たちです。
http://www.mu-cyo.com/
鳥取といえば植田正治氏の砂丘写真の数々、僕も好きです。
むーちょも一気に演出写真の方向へ行ったりして。いや、行ってどうする。
上田の写真たちもじっくり観させていただきますねん(^^
鳥取行きたいなあ。
何という素晴らしい空の青さ! 良い旅だったようですね。
隠岐は未訪なのですが、松江へは以前行きました。いい町ですね。和菓子が美味しかった。風流堂とか。
山口瞳の紀行文集『迷惑旅行』に松江と隠岐を旅した一篇があります。
デパートの展覧会でもいいものあるんですけどねー。昔見たメイプルソープの写真展はよかった。今回の三好さんのは写真集の販売もかねていたのかもしれません。ちょっと見せただけのほうが購買意欲が高まるような気がするんですけどね。
松江の和菓子は有名なんですねー。わたしは一力堂の羊羹を買ってきました。あっという間に食べちゃいました。風流堂も有名だそうですね。
本棚整理をしていて山口さんのエッセイも出てきました。まだまだ読み足りないなあと思ってたところです。