「イッセー尾形の読む!書く!創る!松尾芭蕉編」を観に行く。
2008年 02月 12日
舞台上にさらに舞台があり、そこで芝居が進行する。違う人物になるときは暗転後下手側にスポットライトがあたり、そこでイッセー氏が生着替えをする。ひとりのイッセー氏がいったい何人の仮面をかぶって登場しただろう。「松尾芭蕉」ときいててっきり彼が芭蕉翁を演じるのかと思いきや、そんな安易な予想はあっさり快く裏切られ、江戸時代の老婆がまず登場、村に芭蕉翁がやってくるという。息子がかつて俳句の才において神童と呼ばれた栄光(「のねずみや 盗んでこいや 米百俵」だったかな、その息子の句)を捨てきれず悪態をつき引きこもりの息子のふがいなさをなじる。
いい舞台の後はやっぱり気持ちいい。その気持ち良さを抱きしめたまま北千住の飲み屋へ。その後知人の同居人も加わって三人で大いに楽しく飲んだ。こんな日はどんな話でも楽しいネタになる。ひとつの話題がどんどん膨らんで、同居人さんとは初対面だというのに全然そんな気がしないくらいにいろいろなことを話して聴いた。全てはイッセー尾形氏のお導き・・・かもね。
ウェブサイトを更新しました!前回の赤目行きに引き続き、冬なのに夏の写真です。今回は「名張・室生寺編」。http://www.mu-cyo.com/