懐かしいような、恐ろしいような
2008年 05月 23日
午後から水道橋のブックカフェで料理撮影。春菊ペーストをからめたパスタがとてもきれいで、撮影後試食したらこれがまた旨いのなんの。店主に作り方を尋ねてみたらあっさり教えてくれる。よし、今度試してみよう。春菊を小松菜にしてもおいしいだろうか。
事務所に戻り、先日舞台公演を終えたばかりの友人と近所でお茶をする。今回の舞台の役者としての感想と、来年6月の公演のことを熱く語っていた。12年前に出逢ったときには既に舞台に立っていた彼女。わたしにとって舞台に立ってない彼女はピンとこない。年を追うごとに活動の場を広げているのが端で見ていてよくわかる。彼女を通じてたくさんの人に出逢い写真を撮ってきた。濃い12年だったね。次のひとめぐりはもっと濃くなっていくのかも。
データ作業をし日付が変わる前になんとか帰宅。こんな時間から始めるのもなんだけど、思い立ったら手をつけずにはいられないので、押し入れの大掃除に取りかかる。一見するとありそうな秩序が実は見せかけでした、みたいな状態。けっこうこまめに不要品を処分しているのにまた溜まっている。わき目もふらず捨てる、捨てる。大きな収納ケースを開けたら上京して以来のスケジュール帳と20代半ばまでつけていた日記、そして恐ろしいファイルが目に入る。それは、23歳から24歳になる夜に部屋で撮ったスナップ写真とセルフポートレイトに文章をつけたファイル。ハイ、確かに作りました。でもって「こんなん作っちゃった」と同僚に見せた記憶が。おそろしいね、過去の自分ってば。
パラパラめくってすぐぎょっとする。なんだこのとっ散らかった部屋は。一見して秩序が皆無な散らかり様。ショックだ、こんな状態で暮らしていたなんて。過去の自分は今にも増してずぼらだった。で、このファイル、処分するのはやめにした。撮った写真たちはいろんな意味で自分への戒めになりそうだから。友人が24歳の誕生日プレゼントに、ってくれたフォトブックと一緒に保存で。
ウェブサイトを更新しました!2007年夏の旅ももうあとわずか。和歌山は雑賀崎を訪れた夏写真の数々です。http://www.mu-cyo.com/