ウニまみれ、仙台遠征食日記。
2008年 08月 13日
道中助手席でしゃべりっぱなしのわたし。インターでは三人で買い食いし喫煙所で「連れモク」。スタジオにいたのは10年前の話なのに、なんら変わってないお互いに。年くったのは一目瞭然だけど。
夕方仙台着。仙台駅前のホテルにチェックインし、Kお勧めの駅構内にある立ち食い寿司屋へ。最初はもちろんウニで、やっぱり激うまで、それからあれやこれや注文する。一貫ずつ頼めるのがいい。立ち食いだからスルスル食べられちゃう。何を頼んでも旨くて安い店だった。
会場前で実家に車を置いてくるKとはいったん別れ、ライブ後再合流し国分町にある行きつけだという飲み屋に連れて行ってもらう。またウニを食す。ここでも旨い。産地が近いせいなのだろう、東京で食べるウニとは食感がまるで違う。二人はハイペースで飲み、心がいっぱいなわたしはスローペース。ようやくビールを空けたので栗駒山という宮城の日本酒をいただく。これもめちゃめちゃ旨かった。
翌日は駅構内の喫茶店でシナモントーストとコーヒーで朝食。11:00過ぎにSと合流、Kの実家の最寄り駅前で車に乗り込みめざすは塩竃。塩竈神社にお参りし茶店で団子を食す。その後ライブのMCで岸田君が言っていた「すし哲」へ行くか、3月に平間至氏の写真イベントを見に来た際にご本人から勧められた「亀喜寿司」に行くか迷う。どっちも行っちゃえばいいんだけど、二人はちょっと二日酔い気味の様子。
「すし哲」そばに小さい市場があり、そこで殻に入ったままのウニを食す。甘くてとろりとしてクセがなくてほんと旨い。苦手だったのに塩竃で食べて以来好きになったウニ。でもまだ東京で叫びたいくらい旨いウニに出逢ってない。
塩竃を後にしさらに北上、芭蕉が詠んだ松島へ。曇ってはいても風光明媚なところなのは感じられ、Kに言わせれば日の出のときがいちばん美しいんだとか。観光客でたいそうにぎわっていた。Kは観光名所をスルーし、地元人ゆえに知っているような景色のいい穴場や魚介を安く商う店に連れて行ってくれた。ここで海藻など購入。心惹かれる海の生き物たちがたくさんあれど、さばくの難しそうだしなあと思い、眺めるだけで済ます。焼きホタテや焼きイカもあったけど、あまりにお腹が膨れて食べられそうになく。