鑑賞日記〜「SWAクリエイティブツアー」〜
2009年 03月 22日
客席は100に満たない。それが三公演あったわけだけど、このプレミア級のチケットをHさんが二枚取れたというのでその恩恵に預かった次第。毎度ありがとう。それにしてもびっくり、最前列。演者のまつげまで見えてしまいそうな至近距離。
白鳥 大工調べ現代版「かわうそ島の花嫁さん」
喬太郎 松竹梅その後「本当は怖い松竹梅」
彦いち 厩火事その後「厩『大』火事」
昇太 愛宕山その後「本当に怖い愛宕山」
今回は古典落語の続きの物語、あるいは改作。ロシア人が登場する「大工調べ」に、火曜サスペンス調の「松竹梅」、復讐劇に変じる「厩火事」、神様の思惑で若旦那と幇間の立場が入れ替わる「愛宕山」。クリエイティブツアーと毎回銘打ち、四者四様の脳内創作の産物をできたてほやほやの状態で聴ける悦びったらない。聞き慣れた古典落語がもとになっているだけに話に置いていかれる感もなく、終始笑いの渦中で笑いまくった。
会場で逢ったWさんも加わり、三人で楽しかった楽しかったと沖縄料理を食べながら大盛り上がり。ほかに話題はないのかってくらいずっと落語の話。落語熱に浮かされた三人だからしかたない・・・。