フォトグラファーの武藤奈緒美です。日々感じたことや思ったことを、写真とともにつれづれなるままに。


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祝!体操団体金メダル!!!

 試合が始まる前に爆睡。起きたら男子体操は金メダルを獲ってた。鳥肌もんだ!
 体操は思い入れがある競技。ロス五輪で初めて見てすっかり魅了された。自分もやってみたくて、中学時代近所の高校に習いに行った。一度、補助つきで大車輪をやったことがある。天地がぐるぐるまわる感覚はなんとも気持ちよかった。祝!体操団体金メダル!!!_a0025490_14133067.jpg
 今でも思い出深いのは、世界選手権の女子個人総合。ソ連のシュシュノバとルーマニアのシリバシュの一騎打ち。最後の跳馬まではシリバシュが僅差で首位だったが、跳馬に着手した際、前後に脚がぶれる癖があり、それが命取りに。このレベルともなると、10点満点の構成だし着地がぴたりなのはふつう。結局、落ち度のなかったシュシュノバが逆転優勝した・・・。
 それからソウル五輪。池谷選手が床の最後のタンブリングでダイナミックなムーンサルトの着地をぴたりと決めたときの感激!彼はそれで銅を獲得。
 技の難度も当時よりずっと上がった。ルールもだいぶ変わった。男子で言えば、かつての選手よりも、今の選手のほうが柔軟性や器用さに富む気がする。細部まで美しい。吊り輪の静止姿勢、鉄棒での弾力に富む車輪、あん馬の脚のライン・・・。ああ、そうか、体型がだいぶ変化したんだー。今の選手のほうが背も高いし脚が長いや(笑)。
 ぴしぴしと緊張感が漂いっぱなしの体操競技。見る側は呼吸を忘れるように息をつめて見つめる。だからこそ、着地がぴたりと決まったときの感情の爆発は、選手も見る側も大きい。今回の団体金メダル・・・実に眩しいよ!おめでとう!!!
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by naomu-cyo | 2004-08-17 12:03 | スポーツ | Comments(0)