祝!体操団体金メダル!!!
2004年 08月 17日
体操は思い入れがある競技。ロス五輪で初めて見てすっかり魅了された。自分もやってみたくて、中学時代近所の高校に習いに行った。一度、補助つきで大車輪をやったことがある。天地がぐるぐるまわる感覚はなんとも気持ちよかった。
今でも思い出深いのは、世界選手権の女子個人総合。ソ連のシュシュノバとルーマニアのシリバシュの一騎打ち。最後の跳馬まではシリバシュが僅差で首位だったが、跳馬に着手した際、前後に脚がぶれる癖があり、それが命取りに。このレベルともなると、10点満点の構成だし着地がぴたりなのはふつう。結局、落ち度のなかったシュシュノバが逆転優勝した・・・。
それからソウル五輪。池谷選手が床の最後のタンブリングでダイナミックなムーンサルトの着地をぴたりと決めたときの感激!彼はそれで銅を獲得。
技の難度も当時よりずっと上がった。ルールもだいぶ変わった。男子で言えば、かつての選手よりも、今の選手のほうが柔軟性や器用さに富む気がする。細部まで美しい。吊り輪の静止姿勢、鉄棒での弾力に富む車輪、あん馬の脚のライン・・・。ああ、そうか、体型がだいぶ変化したんだー。今の選手のほうが背も高いし脚が長いや(笑)。
ぴしぴしと緊張感が漂いっぱなしの体操競技。見る側は呼吸を忘れるように息をつめて見つめる。だからこそ、着地がぴたりと決まったときの感情の爆発は、選手も見る側も大きい。今回の団体金メダル・・・実に眩しいよ!おめでとう!!!
http://www.mu-cyo.com/