君とも長いつきあいだ
2004年 08月 29日
学生の頃。友人と渋谷のワンオーナイン(懐かしい!)をぶらぶら。ちょうど梅雨間近で傘を探していたところに出逢ったのがこのピンク×水色の傘だった。ブランドものでもないのにちょっとばかし値がはる傘だったけど、一目惚れしたので即購入。あれからけっこう月日がたったけど、いまだに現役続行中。取っ手の木の部分には年季も入ってきたようだ。
惚れ買いしたものだけに思い入れもあるせいか、置き忘れもしない。一度骨が折れたときには、近所の修理屋さんで直してもらった。幾本かの傘と併用もするけど、ほかはみんな忘れたり直しようなく壊れたりしたのに、これだけは治療可能な一度の骨折のみ。値段なりに丈夫でもあったみたいだ。
なんでもないようなことだけど、身の回りを見渡してみて、10年ずっと使っているようなものなんてそうないなあと思う。夏の終わりの肌寒い雨の日。http://www.mu-cyo.com/
俺多分10年使い続けたモノって多分無いと思う。
物持ちいいんすね。
10年、側にいてくれるもの。「心の中」以外だと案外ないものですね。
数年前すごく気に入っていた赤い傘を寝過ごしてもいないのに電車に置き忘れてしまった日の淋しさを思い出しました。