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2010年 02月 28日
久しぶりにくるりを聴いている。ここのところずっとCoccoの母性あふれる歌声に浸りまくって、「あたしも子ども産んでみたいっす」な想いに駆られていたのだが、くるりのオフィシャルサイト内「岸田日記」に久々のアクセスをしてみたら未読の日記がいくつかあって、それらを読んだら「やっぱり岸田くん大好き!」な気持ちになった。
以下、引用。「ちっぽけな自分を認めてあげることなんかしたくない。音楽で世界を変えたいなんて大げさなことは思わない。好きなことだけやってたいなんて思わないようにしたい」「音楽を通して、何かしたいとか、まったく思いつかへん。」「答は出えへんけど、自分が認められたいなんて欲はさらさらなくなったけど、大切なものごとや、大切にしてくれた人たちのために精一杯音楽がやりたい。くるりを大切にしてきてくれた人たち、ほんまにありがとう」(「岸田日記」1月22日より) ![]() どうしたいか思いつかなくても、撮りたいものは山のようにあるし、撮れる機会があるならばなんでも撮りたい。写真を撮る以外にやり通していきたいことがなんもない。これほどに執着するものが見つからない。そんな曖昧模糊然としながらも、こうして今写真を撮って飯を食って行けている。ありがたいし、恵まれているのだと思う。そうだ、わたしも岸田くんのように言ってみよう。写真を撮る場を与えてくれる人たち、ありがとう。わたしの写真を好きだと言ってくれる人たち、ありがとう。レンズの向こうの人や猫や光や風景やその他さまざまな事象たち、ありがとう。そして、こういう道を選ばせてくれた父上母上、ありがとう。いろいろな形で支えてくれている人たち、みんなみんなありがとう。 またも、岸田くんの言葉がいい風心に運んでくれた。今レコーディングしている曲たちが届けられるのを首を長くして待つことにしよ。くるり、ありがとう〜! ウェブサイト「むーちょで候。」のギャラリーページを更新しました! http://www.mu-cyo.com/ ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-28 12:46
| 音楽
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2010年 02月 28日
撮影と事務所の引っ越し準備に追われた一週間だった。
引っ越しの日取りはとうに決まっていたのだから、前々から準備を始めていきゃあいいものを、そういうことがまずできない。そのくせ、遠出している場合じゃないのに久しぶりに上田に行って、友人の働く姿を見てきた。しかも前々日の夜に「行くから」とだけメール。ほとんどノープラン、わたしのこれまでの人生そのもの。容赦なく引っ越しの刻限は迫る。まるで片付かないわたしのデスク周りと機材関係。引っ越し業者からの段ボールはとっくに届いていたというのに。 わたしひとりだったらまず無理だったろう。事務所をシェアさせてもらっているカメラマンのK氏がとにかくちゃんとしている人なので、何から何まで助けていただいた。アシスタント時代からお世話になり、中目黒事務所での6年間もお世話になりっぱなし。いつか恩返しをなんて思いつつも、今度の移転でもまたお世話になりっぱなし。「Kさん、わたし今年から2年間天冲殺なんです。引っ越しはNGらしいので、表立ってわたしが何かしないほうが幸先いいと思われます」なんて宣言して、結局全てのことを任せてしまった。とんだ逃げ口上。 それでもなんでも帳尻を無理くり合わせたことにして、きのうなんとか無事に荷物の運び出しと新天地への運び入れを終了した。物件に入るのは12月あたまに下見に行って以来。「武藤さん、多分驚くよ。すごいいい感じに仕上がったから」とK氏。よりスタジオらしくするために、天井を抜いて高くしたり壁を白く塗り直してもらったり床を変えてもらったりと、内装業者に入ってもらってあれこれアレンジしたとのこと。「思いのほか光が入ってくるから、自然光撮影もできるよ」とも。 ![]() 作業がひと段落し時間も時間だしビールがとても飲みたくなったけど、車で来ているK氏を前にしてさすがに飲むわけにはいかず、かといって家でひとり飲みしても楽しくないから、突然の誘いでも気さくに応じるスタジオ同期の酒飲みに「ビールが飲みたい!」とメール。「すまん、今夜異業種交流会に駆り出される・・・」と返事。そうか、合コンか。ならば邪魔しちゃなるまい、「健闘を祈る!」と返事する。打ち上げビールはお預け。そして今週はこの新天地を心地よくするための作業に追われそうだ。それはとても楽しい時間になるだろう。すべてが済んだ後にK氏と乾杯ビールかな。 ウェブサイト「むーちょで候。」のギャラリーページを更新しました! http://www.mu-cyo.com/ ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-28 10:28
| お仕事
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2010年 02月 23日
2月22日、2並び、にゃあにゃあにゃあってことで猫の日なんだそうで。
そんなこととはつゆ知らずな我が家の駄猫・ぱち姫は、今日も明日もあさっても、おそらくこたつを撤収するその日まで、こたつの住民と化しているのであろうなあ・・・。 でもまあ猫の日だし、日付も変わってからの夕飯だけど魚でも焼くかいなと、きのう逗子で買ってきた「エボダイ」を焼き始めたら、すぐさま足下にやってきてぎゃあぎゃあわめく。彼女の猫らしい機敏な姿はこういうときにしか拝めない。 ![]() 「三匹に なりて喧嘩す 猫の恋」 子規の句には「猫の恋」を詠んだものがいくつもある。いいなと思ったのは 「喧嘩とも 恋とも知らず 猫の恋」 「両方で 睨みあひけり 猫の恋」 「明家や ところところに 猫の恋」 子規が詠む句に漂う日常感が好きだ。病の床で目の前を流れゆく日常を細やかに拾いあげながら、今生きているという実感を得ていたんだろうか、と思いを馳せると切ないものがある。うちの猫にも恋する日々があったんだろうか。こないだ京子ちゃんちの猫・ぷー(オス)とお見合いしてみたけど、ぱちが一方的に「しゃーっ」と威嚇して、恋にはいたらなかった模様。 恋わずらい 遠くなりけり ぱちの春 ウェブサイト「むーちょで候。」のギャラリーページを更新しました! http://www.mu-cyo.com/ ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-23 01:24
| 猫
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2010年 02月 22日
久しぶりのプレゼンに無事通過。その撮影用のロケハンで逗子へ。早起きしてルンルンで出かける。だって海に逢えるもの!
東京では快晴だった空も、逗子ではちょっと雲が多め。すかっとした青空と海を望めなかったのは少々残念なれど、風景の抜けが気持ち良くて、仕事なのに小旅行のような心持ちでプロデューサーM氏の車でほうぼうをめぐる。高級住宅地やリゾートが多くて、ここは同じ日本なんだろうかと思った。 ![]() その後漁港そばの魚屋さんにて新鮮ぴちぴちの魚を購入、M氏の奥方も合流し場所を移して打ち合わせ・・・という名の近況トーク、になる。春の海にヨットが浮かぶのがよく見える海沿いのコーヒー屋さんにて、ちょっとした非日常を味わった。 逗子駅で降ろしてもらい、せっかくだからそのまま商店街を散策。乾物屋さんで豆とあらめを購入。「うかたま」にあらめを使ったレシピがあったので、自分でも作ってみようと思って。きっといろいろと素敵なお店があるだろう逗子なれど、来るたびこの商店街をうろつくだけで終わってしまっている。次こそ下調べをしてこよう。 夕飯に早速買いたての魚を焼いてみる。匂いに誘われたのだろう、飼い猫ぱちがこたつからのそのそ出てきて、足下でぴたっと待機の姿勢。ちらと見やるとまばたきひとつしない強いまなざしでこちらを見つめ返し、万感の思いをこめたように「にゃあ」とひと鳴き。そして焼いた魚の半分くらいを奪われる。粕漬けの魚までも食べるとは、どこまで雑食なのだろう。 ウェブサイト「むーちょで候。」のギャラリーページを更新しました! http://www.mu-cyo.com/ ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-22 06:23
| 食べ物
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2010年 02月 21日
先週はとにかくたくさんの人と逢った。撮影に営業、近況伺い等々。初めましてもお久しぶりもいろいろあれこれ。逢う人逢う人にエネルギーをたくさんいただいた。おかげで、身体も心もすこぶる軽やかだ。外は寒いけど、ひと足先に心の中には春の風。
いつも暗室をお借りしているカメラマンのNさんの事務所に伺う。こないだのバレンタインに「感謝チョコ」を送ったらランチにタイ料理をごちそうになった。その後事務所であれこれ近況トーク。最近のこと、さる若者から「Nさんは悩みはないんですか?」と尋ねられたんだそう。そのときのNさんの返事というのがふるっていた。 「問題はあるけど、悩みはないっ!」 ![]() おかげさまで自分の周りには、打開力がある人やどんな状況も前向きに受け止められる人、逆境を逆境とも思わない人等々、人生の「猛者」が多い。ところ変われば教祖になれちゃうんじゃ・・・的カリスマ性を放つ人もいる。わたしはさしずめ信者みたいなもんだけど、嗚呼素敵な生き方だな見習いたいなと感じ入ることができる対象、指標があるって幸いだ。迷子になりっぱなしにならなくて済む。まあ、そんなことをNさんに言ったら「迷子になりながらでも写真撮れるだろ!」ってどやされそうだけど。 ウェブサイト「むーちょで候。」のギャラリーページを更新しました! http://www.mu-cyo.com/ ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-21 19:39
| フォトダイアリー
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2010年 02月 19日
こないだ暗室にこもって焼いてきた心ちゃんの写真をウェブサイトのギャラリーにアップしました。竹島の夕日がとにかく美しかった。それに染まる井澤母子も美しかった。
楽しい写真は焼きながら自然と笑みがこぼれてくる。「心スマイル」が伝わってきて、ご機嫌で暗室作業に没頭したっけ・・・。まだまだネガがたまっている。早くアウトプットしてあげたい。ウェブサイト「むーちょで候。」はこちらから。http://www.mu-cyo.com/ 昔に比べジャンクなものはほとんど食べなくなったし、自分ひとり分を調理するのが面倒だから肉や魚の類いは家では滅多に食べない。野菜、乾物、豆などを使った放置料理がもっぱらで、まあ草食気味な食生活だ。 今週は空いた時間にぽつぽつ読書をしているのだが、ふと自分の読書の傾向を今はやりの言い方である「草食」とか「肉食」で分類するならどちらであろう、と考えてみた。間違いなく「肉食」読書だろう。 ![]() 次は・・・久しぶりに本屋で新刊を探してみようか。たしか京極夏彦の作品が出ているはずだ。 ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-19 09:28
| 読書
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2010年 02月 15日
こよなく愛する街・下北沢。学生の頃からこの街でたくさんの音楽や芝居に触れ、買い物や食事を楽しんできた。20代の頃はもちろん、30代半ばを迎えても相変わらず魅力的な街であることにかわりはない。
先週金曜日、久しぶりにCLUB251でthe PinkTale Characins(通称ピンカラ)のライブを観てきた。彼らの出番とほぼ同時に入場、一曲目の「ヤサシイウタ」があまりにも痺れたので、事後報告すればいいかとカメラを取り出しぱしゃぱしゃとギターボーカルのりつさんを撮った。この夜も「嫁にしてくれ!」と言いたくなるくらい素敵なたたずまいとパフォーマンスだった。ここの照明もいい。すごくドラマチックにうたうたいたちを照らしてくれる。 りつさんとの付き合いも随分と長くなった。もう10年近くなる。出逢った頃にはすでにthe PinkTale Characinsでギターを弾いて歌っていた。そして今は前よりいっそうガチンコに音楽と向き合っているのが伝わってくる。ドラマーが今のいくみちゃんになって一年。音楽のことは皆目わからないわたしでも、彼女のドラムが随分と曲のもつ雰囲気に添うようになったなあと感じられる。きっとものすごく曲を愛し練習してきたからなのだろう。川端さんのベースもエッジが立っていてかっこいい。 ![]() 毎日新聞の土曜日掲載の小説「もしもし下北沢」(吉本ばなな)にはまっている。読んでいると行間から下北沢の街が浮かび上がってきてわくわくする。実在の店も登場するせいなのか、街を歩いているときにふと登場人物たちとすれ違っているんじゃないかと思えたりする。吉本ばななの膨大な作品のほんの一部しか読んでいないけれど、「ハチ公最後の恋人」や「キッチン」、「哀しい予感」は大好きだ。いつの間にか彼女の紡ぐ言葉が感情のひだの中に入り込んできて、わけもわからず涙がこぼれているなんてことがままある。今回の「もしもし下北沢」もそういう感じのする作品で、予期せぬ形で父を失った娘が母親とともに下北沢という街で心を回復していく過程に、特に心に傷もないわたしがなんだかとても癒されている。 いつか住みたい街、下北沢。西荻窪にも住みたいけれど、下北沢も捨て難い。いくつになってもそう思える街のままでいてください。 ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-15 20:06
| 読書
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2010年 02月 14日
大安の土曜日だったきのう、学生時代からの友人Yの念願の、いや、宿願の結婚式に行ってきた。
外部のカメラマンを入れられない決まりで、今回は純粋にお客としての参加だったため、初めて礼装用の着物で出かける。早起きして緊張しいしい着付けをし、雨に備えてもろもろの準備をし、もちろんカメラももち、受付を頼まれているから早めに家を出た。 ![]() 挙式が始まる。大きな扉が開いてお父上と腕を組んで入ってくるYの花嫁姿があまりにきれいで愛らしくて、そしてあまりに嬉しすぎて、式途中から涙が止まらなくなった。隣りのちいちゃんも泣いていた。ふたりでかわいい嬉しいほんとよかったを繰り返しながら涙が止まらなかった。新郎と腕を組んでバージンロードを扉に向かって歩いてくる彼女の幸せあふれる笑顔を見ていたら、またもや涙があふれてきて写真を撮っていられなくなった。 披露宴のテーブルも半分は大学時代の仲間で、何かというとみんなで目頭をおさえた。この日来ていた大学時代からの仲良したちはみな独身なのに、自分のことなどそっちのけでただひたすらに「とにかくYが片付いてくれてよかったよかった」「年をとると涙腺が緩くなっていかんね」「いい人に出逢えてよかったよ」と心の底からYの結婚を言祝ぎながら、親兄弟のような心持ちで彼女の晴れの姿を見守っていた。みんなYが失恋するたびに深夜や早朝に泣きの電話をもらっては叱咤激励してきた面々。「被害者の会」などと笑って言って、新郎には「返却不可能ですから」だの「彼女のわがままのひとつやふたつ、喜んできいてやって下さい」だの好き放題言っていた。安心した。そしてみんな、誰がお嫁に行くよりも彼女が嫁ぐのが嬉しくてたまらないのだった。 ![]() ![]() 最後にみんなで「後に続こうぜ」と笑い合った。「何が親孝行って、やっぱり花嫁姿見せることだね」と。この日、お色直しに向かうYの手を引きながらテーブルの間を歩いていくお母さんの表情を見たら、わたしだって親孝行がしたいなあと思った。「そうそう、ダメになってもいいから一回くらいとりあえず」なんて言い足すのも、我々ならでは、だね。撮影も化粧直しも無理なくらいうれし泣きに暮れて、めでたい2月13日は過ぎて行った。「あんた泣きっぱなしだったね」とY。「うん、あんたのあれこれが走馬灯のように駆け巡って、安心して嬉しくて涙が止まらんかった」と返したらYは大いに笑っていた。 ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-14 12:51
| フォトダイアリー
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2010年 02月 11日
左奥歯が突然痛み出した。正確に言えば奥歯の付け根がじんじんしている。噛み合わせると激痛が走る。こりゃ参った、な休日になってしまった。
おとといの撮影のときはなんともなかった、集中していると痛みなどどこか行っちゃう。きのうの日中、事務所の近くにあるおしゃれショコラ屋「カカオエット」で毎年恒例の感謝チョコをいくつか購入。いつもなら「自分用も・・・」と思うところだが、きのうは並んでいるチョコたちを見ているだけで奥歯がきゅうきゅう痛んだ。夜はIさんのお招き飲み会にルンルンで参加、アルコールで麻痺したのか少しも痛まなかった。で、今日。家でやることがたくさんあったので前の晩に書き出しておいたのに、この時間になってもふたつしか済ませてない。なにしろ痛い、とにかく痛い。引っこ抜きたくなるくらいに痛むのだ。 ![]() 日中ほどの痛みでもない気がする(慣れたのかもしれないが)ので、これから今日のやるべきことを着々と済ませていかねばなるまいね。嗚呼それにしても抜いてしまいたい! ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-11 18:57
| フォトダイアリー
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2010年 02月 09日
先日、美容関係の仕事を以前ご一緒したライターさんと落語を聴きに出かけた。
落語会がはねた後、タイ料理屋でご飯を食べながらお互いにはまっている着物の話になった。 ![]() ・・・という顛末があってから、ひたすら豆乳を消費する日々だ。馬鹿のひとつおぼえというやつで、毎日なにかしらに豆乳投入(なんのシャレだ)を繰り返す。今のところなんの効果も見られない。このままなんの効果も表れなかった場合、子どもを身ごもりでもしないかぎり減少の一途をたどるのかと思うと戦々恐々なんである。 昨夜は豆乳鍋を作った。油揚げと豆腐も入れた。今朝はその余りで豆乳おじやをこしらえた、卵を落として。せめて減り止まりを願おう・・・。 さて、朝から阿呆なこと言ってないで仕事にゆこう。今日お逢いする人は妊娠中の方。妊婦さんの醸す幸せオーラを浴びてくるとしよう。 ▲
by naomu-cyo
| 2010-02-09 09:57
| フォトダイアリー
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